2024年5月

円回内筋症候群
円回内筋症候群 臨床的基本事項

円回内筋症候群は正中神経が円回内筋を貫通する部分で絞扼され障害される単一末梢神経障害です。 腕を酷使する職業やスポーツマンに生じることがあります。 絞扼部位より遠位の正中神経支配の筋肉の筋力低下や、正中神経支配領域の感覚 […]

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尺骨神経
神経伝導検査 尺骨神経(異常値)

尺骨神経の神経伝導検査で、着目すべきは下記の異常値です。 複合筋活動電位(conpound muscle action potential: CMAP)  遠位潜時の異常 : 5.1 ms以上   教科書での正常上限 : […]

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円回内筋症候群
円回内筋症候群 神経伝導検査

円回内筋の絞扼部位より近位の刺激によって伝導速度遅延を検出する場合がありますが、通常の手首、肘の刺激では異常を認めません。

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円回内筋症候群
円回内筋症候群 症候

円回内筋症候群は、円回内筋の筋腹を貫通する解剖的狭窄部で、正中神経が絞扼されることで障害される単一末梢神経障害です。 感覚障害  正中神経の感覚枝が支配する領域が障害されます。  母指、示指、中指の3指と環指撓側、母指球 […]

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前骨間神経麻痺
前骨間神経麻痺 臨床的基本事項

前骨間神経麻痺は、正中神経の分枝である前骨間神経(anterior interosseous nerve: AIN)の障害により引き起こされる単一末梢神経障害です。 AINは純粋な運動枝なので感覚神経障害は伴わず、AIN […]

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前骨間神経麻痺
前骨間神経麻痺 神経伝導検査

前骨間神経(anterior interosseous nerve: AIN)は、純粋な運動神経枝であり、支配筋が異なるため、記録電極を短母指外転筋に置くルーチンの正中神経の検査ではCMAPとSNAPでの異常を検出しませ […]

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前骨間神経麻痺
前骨間神経麻痺 症候

前骨間神経(anterior interosseous nerve: AIN)は円回内筋支配より遠位部での正中神経の分枝です。 AINが障害される病態を、前骨間神経麻痺または前骨間神経症候群(Kiloh and Nevi […]

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手根管症候群
手根管症候群 臨床的基本事項

手のしびれと手の使いにくさを訴える原因疾患として、経験的に頻度が多い疾患の一つが手根管症候群(carpal tunnel syndrome: CTS)です。 CTSは、正中神経が手根管部で絞扼されることで障害される、絞扼 […]

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手根管症候群
手根管症候群 神経伝導検査

神経伝導検査だけで手根管症候群(carpal tunnel syndrome: CTS)と診断することは慎むべきです。 しかしCTSにおける神経伝導検査は、症候がある症例で、診断を補助する重要な検査です。 手根管部の脱髄 […]

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手根管症候群
手根管症候群 症候

手根管症候群(carpal tunnel syndrome: CTS)は正中神経が手根管での絞扼により障害される単一末梢神経障害です。 感覚障害 正中神経の感覚枝が支配する領域が障害されます。 母指、示指、中指の3指と環 […]

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